11/29㈯~12/17㈬まで、高校1年生の希望者対象で、ニュージーランド語学研修旅行に行ってきました。
行先は南島のクライストチャーチ。成田国際空港から11時間のフライトを経てオークランド国際空港へ、そして国内線に乗り換えさらに1時間半ほどで到着です。![]()
本行事の最大の特徴は、ホームステイのファミリーが生徒一人につき一家庭用意されることです。到着も早々にファミリーに生徒を引き渡し、ここから2週間あまりのホームステイがスタートです。


生徒たちは4つのグループに分かれ、午前または午後は英会話のレッスン、もう片方の時間で様々なプログラムを行います。
この英会話レッスンの場所が市内中心部にあるため、多くの生徒はステイ先から路線バスに乗って「バスインターチェンジ」に来ることになります。 慣れないうちはバスの乗り降りの仕方や路線図に苦戦しますが、慣れてくるとこれがとにかく便利です。 最初の数日は市内観光を中心に、英語に慣れる練習です。この経験の後、生徒はいろいろなお店で買い物ができるようになります。![]()
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他のプログラムとしては、①リカトン・ハウスアンドブッシュ ②国際極地センター ③乗馬 ④カヌー ⑤マオリ文化体験 ⑥アカロア訪問 などがありますが、それぞれ簡単にご紹介します。
①リカトン・ハウスアンドブッシュ
リカトン地区にある、クライストチャーチ開拓の歴史を展示した施設です。ジョンとウィリアムのディーンズ兄弟による開拓についての資料や、当時の小屋を再現した建物、またジョンが家族と住むために建築した邸宅ではカフェも営業しています。 敷地内にはクライストチャーチ地域の原生林が保存されている他、土曜日にはファーマーズマーケットも開かれ、多くの人でにぎわいます。 生徒はツアーに参加し、原生林を散策したり、ジョンの邸宅内を実際に見たりして、歴史について学びました。![]()
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②国際極地センター
クライストチャーチは世界で5港しかない南極への玄関口の一つです。国際極地センターは南極に関する資料が多数展示されており、南極とはどのようなところなのか、そこではどのような研究がされているかなど、幅広く学ぶことができます。 ここでの目玉は南極で移動する際に使う「ハグランド」という乗り物の体験と、ブリザード体験です。 キャタピラによってどんな悪路をも踏破する代わりにとにかく揺れる車両と、マイナス18度の低温に風速20m/h以上の風が吹き荒れる空間では、どちらも悲鳴があがるほど盛り上がりました。![]()
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③乗馬
クライストチャーチの市街からバスで20分ほど、ヒースコート地域にある乗馬施設で乗馬体験を行いました。 馬に乗ると視点は3メートル近くにもなるため見晴らしは非常に良く、歩くのは牧場の中だけとはいえ山に囲まれた渓谷の景色はまさに絶景です。 終盤にはギャロップ(早駆け)の体験もあり、スピード感と揺れにまたも大きく盛り上がりました。![]()
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④カヌー
クライストチャーチ中心部にある広大なハグレイパーク、その中を流れるエイヴォン川でカヌー体験をしました。 二人乗りは前後にエンジンがあるためスピードが出る一方、一人乗りは方向転換からすべて自分でしなければならないため、難度は段違いです。 それでも当初こそ苦戦していたものの、折り返しポイントから戻っていくころには全員が軽快に乗りこなせるようになっていました。![]()
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⑤マオリ文化体験
ハエアタコミュニティキャンパスは、マオリの子供たちと共に学ぶ学校です。生徒のおよそ半分がマオリであり、マオリ文化やマオリ語の保全にも取り組んでいます。 ここでは2人1組で棒を投げ合う「ティラカウ」や、紐付きのボールを回す「ポイダンス」、さらに伝統的な踊りである「ハカ」を体験しました。 全員で練習の成果を発表した後は、お礼に童謡「ふるさと」と4部合唱「大地讃頌」を披露したところ、大いに喜んでくれました。![]()
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⑥アカロア訪問
市街から車で山道を80キロ進んだ先、クライストチャーチ南東に位置するアカロアは、ニュージーランドで唯一、フランス人入植者が作り上げた町です。 バンクス半島のフィヨルドの内側にあるのどかな港町では、クルーズと名物料理を楽しみました。 2時間半のクルーズではイルカに加えてアザラシも見ることができ、先輩から情報を仕入れたフィッシュアンドチップスの名店で舌鼓。天候にも恵まれ穏やかな一日を過ごしました。![]()
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⑦テカポ訪問
ニュージーランド南島のほぼ中央、国内最高峰を誇るマウントクックのふもとにあるプカキ湖とテカポ湖。氷河か削り取った岩石から溶け出した成分のため、ミルキーブルーと言われる独特の色合いが広がります。 ルピナスの花の紫色とのコントラストが織りなす美しい景色と、テカポ湖の湖畔にたたずむ「善き羊飼いの教会」は、絵葉書や画像でも見たことがある方も多いのではないでしょうか。 この日は日本人ガイドさんにも同行していただき、英語学習はいったん休憩。ニュージーランドの自然の魅力に目いっぱい浸ってもらうこととなりました。 また昼食にはおにぎりが振る舞われ、久しぶりの日本食にテンションが上がっていました。![]()
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生徒たちはホームステイ先でも、この他にもいろいろな所へ連れて行っていただいたようです。様々に思い出を作っていただけたことは、感謝してもしきれません。
最後は授業で培ってきた英語力を試す場として、グループそれぞれから選出された代表によるスピーチコンテストを開催しました。
これは単にスムーズに話せば良いというものではなく、パフォーマンスなどを含めて「いかに見せるか」が総合的に評価されます。 代表となった生徒は、自分の好きなものやこの旅行で気づいたことなど、思い思いの内容を自分の言葉で話していました。中には聴衆への問いかけや、小芝居を挟む仕掛けもあり、楽しませてくれました。![]()
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最後にプログラムの修了証書を受け取ったら、いよいよファミリーともお別れです。
実際の滞在は2週間あまりと本当に短い時間でしたが、多くの思い出と体験をさせてくれたファミリーは、まさしくもう一つの〝家族〟です。
3週間に満たない短い期間でしたが、現地で学んだこと、感じたことは生徒にとって大きな糧となっているはずです。
成田空港には17日の早朝に到着しましたが、生徒の顔には疲れとともに充実感が現れていました。
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