12月17日(水) 中学1年生は社会福祉に関する体験学習を実施しました。 はじめに、高齢者の生活を疑似体験しました。 利き手の手首や足首におもりをつけ、肘と膝には サポーターを装着して、手足の動かしにくさや関節の曲げづらさを体感しました。 さらに、高齢者のものの見え方や音の聞こえ方を体験する ゴーグルやイヤーマフを用いて、視覚や聴覚が制限された状態を体験しました。 また、前かがみベルトを装着し、体の可動域がかなり制限された状態で動いてみました。 その後は校舎内の廊下や階段で歩いてみて、移動の難しさや適切な介助の在り方について体験しました。![]()
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続いて、アイマスクを使用した体験学習を実施しました。 生徒たちはアイマスクを装着したまま教室や校内を歩き、視覚に障がいが ある場合に「できること」と「難しいこと」について考えました。 また、安全に移動するためにはどのようなサポートが必要なのかを体験を通して学びました。
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最後には、八王子市社会福祉協議会より、車いすを利用されている 高江洲幸男さんをお招きし、ご自身の体験や日常生活について お話しいただきました。 高江洲さんからは、電動車いすでの普段の生活や、普段は目にする機会が少ない 電動車いすの機能、そして障がいを抱える方が自立して暮らしていくためには どのような仕組みが必要なのかについて、わかりやすく説明していただき、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
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また、生徒からの質問にも丁寧に答えてくださり、貴重な学びの時間となりました。
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