今回はガイダンス期間についてご紹介します。
ガイダンス期間は通常授業前の徐行運転のようなものですが、新入生を中心に校舎内の 各教室や学校のルール等を確認する時期でもあります。また、他学年の生徒は春休み中の宿題 (初日に出しているはずですが…)を回収するとともに、生徒の健康に関する書類を集めます。
この時期は比較的時間ゆとりがあるので、空き時間に生徒同士で自己紹介をしたり
委員会決めや、キャリアパスポートを作ったり、学年によってはグループエンカウンター等の共同作業を 取り入れ、生徒同士の親睦を深める機会として活用しています。 また、この時期に個人写真と集合写真の撮影も行います。![]()
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各学年で集会を行います。学年主任による学年の目標、教務部から授業の時間割や定期試験、進路指導部から 朝講座や学習の姿勢に関する話、総務部から年間行事予定の説明、教育研修部からタブレットに関する連絡がありました。
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中学校2年生では学年集会終了後、共同作業をしてもらおうと「ペーパータワー」と「紙ヒコーキ」の作成を行いました。 「ペーパータワー」は決められた時間の中で一番高いタワーを作ることを競うもので、ルールは以下の通りです。
・各グループに分かれて生徒達には同じ枚数の紙が配布されます。 ・最初に作戦タイムを取りますが、その際に折ってよい紙は1枚のみ。タワーのパーツをどう作るかを相談します。 そして、1グループの中で「いかに作業を分担するか」を考えます。 ・紙を破るのは禁止。 一回戦は練習ですが、タワーの柱として三角柱を作ったり、紙を蛇腹状にすることで安定感を高めて柱の一部に する等、試行錯誤が行われました。しかし、ある程度の高さになると、崩れてしまったりしてなかなかうまくいきません。 しかし、あるグループでは2メートル近くまで高さを出すことに成功しました。 二回戦目が本番です。要領を得た生徒達は作業分担をしながら効率よくタワーを立て始めました。中には椅子が必要との 生徒達からの申し出が。一回戦とは明らかに異なり、高いタワーが各場所で作られるようになりました。![]()
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「ペーパータワー」の後は「紙ヒコーキ」です。 これはシンプルに飛距離を争うものですが、生徒達にはまた同じ大きさの用紙を配布し、全員で 飛距離の出る飛行機の制作を考えてもらいます。各グループでこだわりの作品が沢山出来ました。 これも各クラスごとに2回戦を行いましたが、1回戦目は飛距離が出ません。2回戦目になると、教員も参戦! しかし、教員は一人を除いてほとんど飛距離は出ませんでした(苦笑)![]()
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大変シンプルな共同作業でしたが、一つの目標を達成するために、全員で考えどのように動けばよいのかを 作業を通じて学ぶことが出来ました。中学校はこれから様々な行事が行われるため、チームで動くことは必要 不可欠です。大変意義深い時間になりました。片付けも生徒達が協力しながらこなしていました。
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